火災保険で保険金がおりないことがある！

火災保険で保険金がおりない事があるってご存知ですか？

実際に、もらえると思っていた保険金がおりないことがわかり落胆している方もいます。

あてにしていた火災保険がおりないとなると、とても困ってしまいますよね？

今回はそんなことがない様に、火災保険に加入していても保険金がおりないケースについてお話します。

↓火災保険の概要について知りたい方はこちら

火災保険とは

 

火災保険ではどんなことが補償されるの？という方は先にこちらをチェック↓

火災保険の補償内容とは？！

 

火災保険で保険金がおりないケース

火災保険でも申請をしても保険料がおりないケースがあります。

そうなって困らない様にここで確認をしていきましょう。

お金が支払われない理由は主に4つあります。

①経年劣化
②重大な過失
③免責
④支払期限

 

時の経過とともに進む劣化を示す経年劣化、保険会社の補償外となる免責、免責の中の１つでもある重大な過失、そして最後に実は決められている支払い期限の４つです。

それでは、それぞれをみていきましょう。

 

保険料がおりない①経年劣化

火災保険で保険料が支払われない理由、1番目は「経年劣化」です。

火災保険は火災を含めた自然災害や日々のトラブルに備えた保険です。

そのため、建物を建ててから数年後に年月の経過とともに自然に起こる劣化や傷みは補償してもらえません。

各火災保険会社でも経年劣化は補償外とし、定められています。

火災保険が使えるかどうかを判断する際にも、経年劣化には火災保険の保険金はおりない、ということは大事な部分なのでしっかり理解しておきましょう！

 

経年劣化？わからない場合

屋根や雨樋、カーボードなど火災保険が適用されるものの中でも傷みの出やすいものは、原因が補償外である経年劣化の場合もあれば、補償される強風や雪、ひょうなどの場合もあります。

このような場合は素人では判断がつかないため、専門家に調査をお願いしましょう。

 

どこに調査を依頼すれば良いかわからないという方はご相談ください！

無料相談

屋根の場合をご紹介↓

屋根の修理って火災保険で出来るの？！

 

保険料がおりない②重大な過失

火災保険で保険料が支払われない理由、2番目は「重大な過失」です。

重大な過失とは、契約者や被保険者、その同居家族などによって予測できるにもかかわらず不注意や故意によって引き起こされた場合を指します。

 

例えば、火災保険の保険金欲しさにわざと建物や家財を破壊した場合です。

他、過去の判例では、寝タバコによる火災や、電気コンロを点けたまま就寝したため起こった火災、天ぷら油で調理中に長時間はその場を離れたために起こった火災などがあげられます。

 

しかし、ケースによっては「不測かつ突発的な事故」とされ、火災保険で補償される場合もあり、この線引きはとても曖昧なのが現状です。

例えば、小さな子供がおもちゃを投げつけてテレビが壊れてしまった場合は「不測かつ突発的な事故」に該当します。

 

「不測かつ突発的な事故」について詳しく知りたい方はこちら↓

火災保険でテレビは修理できる？

重大な過失？わからない場合

重大な過失についてはケースや保険会社によって判断は様々です。

 

火災保険を申請する際に重大な過失に該当するか迷った場合は、まずは自分で過去に同じ様なことが起こった人はどうだったのか調べてみましょう！

この様に微妙な物事の場合は専門家へアドバイスを求めるのもおすすめ。

最終的には保険会社で直接聞いて確認をしてみましょう。

 

保険料がおりない③免責

火災保険には「こういう場合は保険金を支払いません」と事前に補償対象外と定められている、免責（めんせき）があります。

 

例えば、重大な過失、法令違反、戦争・核燃料物質、経年劣化、地震など（地震・噴火またはこれらによる津波）を原因とする損害などが含まれます。

その他

これまで、火災保険の保険金がおりない主な理由4つをみてきました。

ここでは、上記4つ以外の理由をご紹介。

 

・地震、噴火またはこれらによる津波による損害
地震に関しては補償外です。地震に関する補償は別途地震保険に加入する必要があります。

・隙間からの吹き込みによる損害
他にも窓や戸の隙間からの吹き込みによって、建物や家財が損害を受けた場合も補償はされません。

・機能的には支障をきたしていない外観上の損害
家具を移動させた際についてしまった壁の汚れなど、機能的には問題ないものも補償外です。

 

まとめ

今回は、火災保険で保険金が支払われない主な理由４つについてみてきました。

 

↓保険申請の注意点について知りたい方はこちら

保険申請の注意点